タンジブルからインタンジブルな価値へ

某企業が世界各拠点(8か国)のセールス担当者のために
研修を企画し、そのうち一日のセッションで
ファシリテーションを担当させていただきました。

この企業はもともと製造業ですが、提供している本質的な価値は
「場」であり、「環境のデザイン」です。
「タンジブル」から「インタンジブル」への転換の重要性が
多くの産業で叫ばれています。
セールス担当者が提供すべき本質的な価値は?の問いに関して
白熱したディスカッションが繰り広げられました。

そして何よりも、8か国からの参加者同士のネットワーキングの
良い機会となったようです。

デジタルマーケティング

昨年来、ICT企業のマーケティング研修をお手伝いしています。

このような業界では、クラウド以前(BC = Before Cloud)と
クラウド以後(AC = After Cloud)で世界観が大きく異なります。
サブスクリプション型のビジネス増加に伴い、
いままで以上にCX(カスタマー体験)、カスタマーサクセスを
どう実現するか、に議論の焦点が向いてきました。

そのためには、意思決定をデータドリブンで行うことが
より重要になっています。
従来型のマーケティングのフレームワークに、
デジタルの概念も加えた施策が重要となります。

デジタルマーケティングという言葉は良く耳にしますが
世の中で固まった定義があるわけではありません。

今回は、ワーックショップの中で、
XX社におけるデジタルマーケティングの定義は?
等の議論を深掘りして、共通認識を高めていきました。
「新たなトピックに関して、ラーニングファシリテーションを通じて
具体的アクションに繋げていく」
この企業は向こう1-2年でダイナミックな変化を起こし、
市場を牽引していきそうです。