投稿者: Lee
李 道明 (Michiaki Lee)
シティバンク等の金融機関で10年(国際金融本部)、PwC等のコンサルティングファームで10年にわたり経営戦略、業務改革、人事制度改革に携わる。
2011年から2016年、シンガポールに移り、ASEAN10ヵ国のうち7ヵ国でコンサルティング、タレントマネジメント支援全般(評価制度構築、アセスメント、研修、コーチング等)に従事。
2014年から2016年 シンガポール国立大学 Guest Lecturer。
2016年 Cross Frontierを創業。
慶應義塾大学法学部法律学科卒米国バブソン大学(Babson College) MBA。
学び続ける
あっという間に1年が過ぎました。
今年は多くの企業で、次世代「経営幹部」「リーダー」育成プログラム
を伴走させていただきました。
それらの企業の多くが大きな変革期でした。
ラーニングアジリティ(新しい環境や経験から素早く学び、未知の問題に応用していく能力)
を持ち、対話を通じて共にに学び続けるリーダーとの出会いがとても刺激的でした。
2023年も宜しくお願いします。
ほぼ3年ぶりの海外出張
11月には韓国出張予定です。
PCR無し、隔離無しとなりました。
新たなネットワーキングと新規機会の探索をしてきます。
また、東京・ソウルの2拠点ワークを試験的に実施します。
Hogan アセスメント
リーダーシップ研修と組み合わせて
アセスメントを実施するケースが増えています。
ストレングス・ファインダー等、ポピュラーなものにも
多くのニーズがありますが、
ある企業ではHogan アセスメントを活用し、長期間にわたる
リーダーシップ研修を実施しています。
Hogan アセスメントは、リーダーの強みとリスクに対する行動、価値観を診断する
ものです。フォーチュン500に代表される企業の半数以上で導入実績があり、
50ヵ国以上、40種以上の言語で、リーダーシップ開発に活用されています。
重要なポイントは、アセスメントの結果で「良し悪し」を
判断するものではないということです。
アセスメント結果については 1 on 1のミーティングを
行い、きめ細かく内省のサポートをします。
Hoganについて詳細に説明できますので
お気軽にお問い合わせください。
急成長企業のリーダーシップ
年の後半は、選抜型リーダーシップ研修がとても多い時期です。
数か月かけてアセスメント、コーチング、研修を組み合わせて実施
していくものが主流となっています。
そして、開催主体はHR部門だけではなく、経営陣も入り、
要所要所で対話の機会を創っています。
これらの活動により、その企業の中長期戦略の理解をかなり深めることになります。
製造(機会、自動車、電子部品、半導体、化学)、ライフサイエンス(製薬、バイオ、医療機器)、
ICT(通信、ソフトウェア、プラットフォーマー)、金融、物流、メディア、
ラグジュアリーブランド等・・・
様々な業界の戦略にふれ、好奇心がつきません。
大企業のプロジェクトに加え、急成長中のグローバル企業の日本でのプロジェクトが
スタートしました。
すでに組織構造が確立された大企業の研修とは全く違った観点での
ファシリテーションが重要と感じます。
好奇心がつきません。
集合研修復活
6月以降、集合研修が増えてきました。
今年後半には国内出張が増えそうです。
海外渡航はもう少し先ですね。
来年早々に東南アジア&韓国歴訪を企てています。
次世代リーダープログラム
次世代リーダー育成のご要望が増えています。
企業の将来を担うハイポテンシャル社員を選抜し、
半年程度かけてプロジェクト型の研修を実施するものです。
知識インプットにとどまらず、具体的な事業案や自身のリーダーシップ強化案を
立案し、実行します、
具体的には
1.アセスメントを活用した自己認識強化
2.未来洞察
3.多様性の中でのリーダーシップ
4.自身のリーダーシップ開発プラン
等を含み、その企業の戦略に基づいたフルカスタマイズの研修となります。
具体的には企業個別の状況に応じて
テイラーメイドでご提案します。お気軽にお問い合わせください。
ミニMBA
4月は某企業の若手リーダー向け「ミニMBA」研修を実施しました。
ストラテジー、マーケティング、会計、ファイナンスについて
1週間で学びます。そして一つの企業についてのケーススタディを
上記の4つのトピックの観点から考察・議論していくものです。
新しい視座・視野・視点が獲得できたものと思います。
単発ではなく、このような多面的なトピックを融合させた研修も
増えてきました。
そして各企業の次世代リーダーへの集中投資は高まるばかりです。
5-10年後が楽しみです。
シンガポール国立大学での授業
2014年から続けているゲスト講義が9年目を迎えました。
Cross-Cultural UnderstandingとCareer Perspectivesについて
今年もインタラクティブに進めることができました。
トレーニング界のレジェンド
企業研修に携わる人々の間でレジェンドとして知られる
ボブ・パイク氏のWebinarに参加しました。
学習者主体のアプローチを様々なフレームワークで
整理しており、大変実践的です。
また、バーチャル環境を念頭に置いた新しい考え方も紹介されました。
個別の質問にも、的確に答えてくれました。
学びに終わりはありません。