あっという間に11月

毎年10月から12月は、研修とコーチングが集中する繁忙期。
この時期も、多彩なプログラムを通じてクライアントの学びと変革を支援しています。

今年のリーダーシップ研修では、
通信会社やITサービス業の選抜リーダーを対象とした新規事業立案プログラムから、
グローバルヘルスケア企業のセールススキル向上とコーチング研修、
保険会社の海外拠点長候補に向けたリーダーシップと経営戦略研修まで、
各業界のニーズに応えるプログラムを進めています。
また、製薬会社向けのプロジェクトマネジメント研修や
証券会社向けのストーリーテリング研修も、
クライアントごとの課題に応じて設計し、展開しています。

来週はタイに出張し、大手製造業のAPAC幹部を対象とした研修を担当します。
参加者はインド、タイ、ベトナムから集結し、
多国籍な視点と洞察が交錯するエキサイティングな場となることが期待されます。

ストーリーテリング研修

先日、某企業でストーリーテリング研修を行い、
大変高い満足度をいただきました。

研修では、ストーリーテリングとロジカルコミュニケーションの違いを解説。
具体的な事例を用い、どのように物語が感情や情景を効果的に伝えるかを学びました。

主なセッションは以下の通りです:

  • ストーリーテリングとロジカルコミュニケーションの違い:

    物語の感情的な力と論理の説得力を比較

  • ストーリーテリングの構成方法:

    基本的なフレームワークを紹介し、参加者自身のストーリー作成をサポート

  • 伝え方の技法:

    言葉、声のトーン、ジェスチャー、視覚サポートの使い方を解説

  • 実践的な演習とフィードバック:

    参加者による発表とフィードバックで実践スキルを向上

結果
参加者はストーリーテリングの具体的な活用方法を理解し、実践の機会を得ました。
特に演習とフィードバックが高く評価されました。

今後も、実践的でニーズに応える研修を提供してまいります。

お問い合わせはお気軽にどうぞ。

トータルカスタマーフォーカス

ここ4年ほどグローバルでトップシェアの半導体製造装置メーカーの
エンジニア向けの顧客コミュニケーション研修を実施しています。
(欧州、北米、中国、韓国、台湾でも同様の研修を同時に展開)

約3カ月ほどかけて、3日間の対面ワークショップと4種類のWebinarで
学びの定着を確実なものにします。
研修内容は大きく3つの項目に分かれます。
1.リアクティブからプロアクティブへ(ベンダーから対等なパードナーへ)
2.真の問題を探る(観察力、仮説構築力、質問力)
3.無理難題に対するバランスの取れた対応(コンフリクトマネジメント)

そして研修終了時に参加者はケーススタディを提出し、
自分のスキル活用により事業価値に与えたインパクトを(仮説ベースで)算出し
研修のROIをそれぞれが検証していくという、とてもユニークな構成の研修です。

 

桜の季節

4月は多くの日本企業では新しい期を迎え、
新入社員のオンボーディングが行われています。

2017年から某コンサルティングファームの新入社員の導入研修を
お手伝いしています。
特に、コンサルティングは高度なサービス業であることを踏まえ、
プロフェッショナルマインドとホスピタリティに焦点をあて、
ディスカッションを通じて、最終的には一人一人がプロフェッショナルとしての
信条(クレド)を書き上げて宣言するものです。
もちろん、正解は一つではありません。
約50人の個性が光るクレドが出来上がりました。

疑いなく、これからの20-30年の時代を創っていく彼ら彼女らに幸あれ!

 

インド訪問

久々の海外出張でインドに行ってきました。
14億人の人口と経済成長の追い風の中、柔軟な発想(ジュガール思想)と
アグレッシブなコミュニケーション力で新たなビジネスが
どんどん創造されていました。

その中でフルーガル・イノベーション(Frugal Innovation)
が頻出キーワードとなりました。質素・倹約型のイノベーションです。
ヘルスケア、エネルギー関連がとても熱いです。

IIM(インド経営大学院)やIIT(インド工科大学)も訪問し、
インドでのプロジェクトベースの研修案も進みそうです。
海外プロジェクト型の研修についてはいつでもお問合せください。

 

 

若干スローダウン

2023年に入り、1月から2月はいくつかの企業の
選抜リーダー研修の最終報告会がありました。
5-10年後を見据えての新規事業プランを経営層に向けて
プレゼンし、半年間続いた研修を総括するというものです。
3月は少しスローダウンし、4月から新たなテーマに取り組みます。
また、5月は米国サンディエゴで開催されるATD(世界最大の人材育成会議)
に参加するか検討中です。
引き続き宜しくお願いします。

学び続ける

あっという間に1年が過ぎました。
今年は多くの企業で、次世代「経営幹部」「リーダー」育成プログラム
を伴走させていただきました。
それらの企業の多くが大きな変革期でした。
ラーニングアジリティ(新しい環境や経験から素早く学び、未知の問題に応用していく能力)
を持ち、対話を通じて共にに学び続けるリーダーとの出会いがとても刺激的でした。
2023年も宜しくお願いします。

Hogan アセスメント

リーダーシップ研修と組み合わせて
アセスメントを実施するケースが増えています。
ストレングス・ファインダー等、ポピュラーなものにも
多くのニーズがありますが、
ある企業ではHogan アセスメントを活用し、長期間にわたる
リーダーシップ研修を実施しています。

Hogan アセスメントは、リーダーの強みとリスクに対する行動、価値観を診断する
ものです。フォーチュン500に代表される企業の半数以上で導入実績があり、
50ヵ国以上、40種以上の言語で、リーダーシップ開発に活用されています。

重要なポイントは、アセスメントの結果で「良し悪し」を
判断するものではないということです。

アセスメント結果については 1 on 1のミーティングを
行い、きめ細かく内省のサポートをします。
Hoganについて詳細に説明できますので
お気軽にお問い合わせください。

 

急成長企業のリーダーシップ

年の後半は、選抜型リーダーシップ研修がとても多い時期です。
数か月かけてアセスメント、コーチング、研修を組み合わせて実施
していくものが主流となっています。
そして、開催主体はHR部門だけではなく、経営陣も入り、
要所要所で対話の機会を創っています。

これらの活動により、その企業の中長期戦略の理解をかなり深めることになります。
製造(機会、自動車、電子部品、半導体、化学)、ライフサイエンス(製薬、バイオ、医療機器)、
ICT(通信、ソフトウェア、プラットフォーマー)、金融、物流、メディア、
ラグジュアリーブランド等・・・

様々な業界の戦略にふれ、好奇心がつきません。

大企業のプロジェクトに加え、急成長中のグローバル企業の日本でのプロジェクトが
スタートしました。
すでに組織構造が確立された大企業の研修とは全く違った観点での
ファシリテーションが重要と感じます。

好奇心がつきません。