グローバル基礎研修 その2

先週も、他の製造業の開発担当者向けにこんな研修の
講師をしてきました。

基礎的なフレームワークにフォーカスした「体感型研修」で
多くのエクササイズを含みます。

僕がこのテーマで講師をするときにいつも説明することがあります。

「語学やプレゼンスキルやネゴシエーションスキルは、コンピューターに
例えるとアプリケーションである」

「アプリケーションの土台として、アップデートされたOS
(オペレーティングソフト)を入れておくことが大事」

「この研修のコアとなるMulticultural Understandingは
グローバルビジネスに携わる者にとってのOSのようなもの」

ぜひ最新版のOSを皆さんのハートの中にインストールしましょう。

グローバル基礎研修

先日、日系製造業のこんな研修もお手伝いしてきました。

この種の研修は最近とても増えており、管理職層、若手層、
様々な対象に需要があるようです。

一般的なマネジメント理論のフレームワークも活用しますが、
自己開発したケーススタディ、体感型エクササイズ等
面白いプログラムが提供できます。
気軽にお問い合わせください。

 

全社員でのワークショップ

今週は、某アメリカ企業の日本拠点で全社員を対象としたワークショップの
ファシリテーターをしてきました。
昨年から経営理念と行動規範が刷新され、人事制度も新たな仕組みが導入
されたこともあり、これを各国ローカルで浸透させていくものです。
全世界の拠点のなかで日本が皮切りとなり、僕がデザインしたワークショップが
最初となります。

ディスカッションは盛り上がりましたが、やはり一日ですべてを消化するには限界があります。
各マネージャーが日常業務のなかで今回のディスカッション内容を
反映していく継続的な取り組みが望まれます。

ちなみに、開催場所はディズニーランド近くのホテルのボールルームで
モチベーション的にはかなり上がった模様です。

 

Yahoo Japanのコワーキング・スペース

Yahoo Japanが開設したコワーキング・スペースで仕事をしてきました。
遊び心満載の快適空間、アイデアがどんどん出てきそうな職場です。

みんなで「!」を生み出す場所というのがコンセプトだそうです。
素晴らしい。また活用させていただき、このスペースに何か
バリューを提供できたらと考えています。

ビリオン・クラブ発足

一昨日は、「ビリオン・クラブ」の第一回勉強会に参加してきました。
これは、「グローバルに展開する1000億円規模の売上・時価総額を
超える企業・起業家を輩出する事」を目的とする、経営者の集まりです。
ひょんなことから昨年末に発起人メンバーの末席にいれてもらったこと
から急速に話が進みました。

(写真は、発起人の一人がシード投資した企業が生み出した電気スーパーカー)

エンジェル投資家、新型ドローン、訪問看護、民間宇宙開発、等
様々な分野の方が集まり、大いに盛り上がってスタートしました。

それらの起業家の方々のストーリーは様々ですが、共通して感じたのは、
皆さん何度か外部環境・競争条件の変化により、何回も失敗し、
かなり短期(2-3年ごと)にビジネスモデルの転換を行った結果、
現在の事業をしているということです。起業当初の事業計画通りに
同じ事業をしている人は皆無でした。ピボットが早いのです。
皆さん失敗から学び、成長する能力(マインド)に長けているのが
共通項と感じました。

ただ、アントレプレナーシップは「精神的」なものではないと思っています。
Learnable (取得可能)なスキルなはずです。
僕は、今それを体系化して実証したいと思っているのですが、
今のところ明解に整理できているわけではありません。
動きながらやっていくしかありません。

一つ、確実に言えるのは、20世紀に通用したビジネススキルで
21世紀を戦うことは、もうできないということです。

新しい時代を開く能力開発に邁進していきます。

1年の始まり

2017年が始まって、あっという間に12日が過ぎました。
海外の休日は元旦だけなので、日本の休日中もスカイプ会議などが多く
仕事は2日から全速力でやっていました。

また、NDA案件(守秘義務のある仕事)に集中していたので、
コラムにも活動を一切書けない状況でした。

さて、新年に心を新たにする一方で、
「人生を変えるには」という観点で大前研一さんの名言を思い出していました。

人生が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目は付き合う人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは「決意を新たにすること」

まさしく、5年前に何もつてがない状況でシンガポールに移住したときの
よりどころとなった言葉です。
決意というより、アクション重視を変えずに2017年を過ごしていきます。