10月から12月は怒涛の3か月でした。
今年1年を振り返ると、
企業研修のファシリテーションの仕事が主体でした。
公開型の研修では、クリエイティビティ、問題解決、
営業強化、ダイバーシティ、5-Day MBA、等を担当しました。
テーラーメイド研修の案件は領域が多岐にわたり、
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戦略
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イノベーション
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営業強化
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次世代リーダーシップ
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異文化コミュニケーション
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ネゴシエーション
等をテーマしとたものでした。
海外ではシンガポール、タイは昨年同様プロジェクトがあり、
国内では、名古屋、大阪、広島、福岡への出張が増えました。
研修のメソッドは、従来のワークショップ型に
バーチャルを組み合わせた、ハイブリッドなものが増えてきました。
Gotomeeting や Zoom といったツールをフル活用しています。
ファシリテーションの手法は、理論やフレームを講義して
議論を乗せていくという従来の「ディダクティブ型(演繹型)」
に加え、実際に起きている事象をテーマとして議論しながら
その場で体系的に整理していく「インダクティブ型(帰納型)」
を多く実践しました。
また、カンファレンスのモデレーターとしての仕事もあり、
Diversity & Inclusionに関する取組みが世界一といわれる某企業の
Diversity & Inclusion Conferenceで
パネルディスカッションの進行をさせていただいたりしました。
海外からの急な問い合わせも増えた1年でした。
LinkedInで世界中とつながることを体感した1年でした。
2014年からライフワークとしてきた
シンガポール国立大学での年1回の授業は
今年で5年目。2019年の実施も決まりました。
今年の良き出会いに感謝し、
また来年も境界を超えるチャレンジ(Cross Frontier)に
取り組んでいきます。
某欧州系企業の営業チームを対象に
ネゴシエーションワークショップを実施してきました。
ケーススタディとロールプレイが中心です。
もともとドイツで開発されたプログラムのため、
日本でのネゴシエーションに活用するためには
とくに文化的側面を考慮したカスタマイゼーションが
重要なポイントとなりました。
某企業の海外拠点のメンバーを中心に
新規事業立案のワークショップを実施しました。
アジア、米、欧、アフリカ大陸から、合計10か国
27名が集まり、2日間の集中討議となりました。
この種の研修がここ数年で激増している気配です。
これだけ多国籍のメンバーに対するファシリテーションは
難易度も高いですが、とにかく充実した2日間でした。
11月に、5日間でMBAのエッセンスを学ぶワークショップを
実施しました。
1日目:財務会計
2日目:ファイナンス
3日目:ストラテジー
4日目:マーケティング
5日目:組織マネジメント
これらの基礎概念をカバーしながら演習を多く採り入れ、
進めるものです。議論のトピックも、最新のニュースを扱いました。
(ライザップの決算発表を材料に、損益計算書では読み取れない
営業キャッシュフローの重要性など)
来年は2月と6月に開催予定です。