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先週は、某アジアに本社を持つ企業の日本における
パフォーマンス・マネジメント研修でした。
シンガポール、香港、インド、日本で共通のフレームワークで
人事評価制度を導入しており、各国のスタンダードと整合をとりながら
以下のようなアジェンダで進めました。
・効果的な目標設定(SMART)
・適時・適切なフィードバック
・評価面談の進め方
・継続的な成長支援(70:20:10 L&D Model)
・コーチング・メソッド(GROW Model)
これらの要素は一般的なものですが、日本ではまだまだ暗黙知的な
人事評価が行われているケースが多く、特に適時なフィードバックが
十分に行われていない場合が多いです。
世界的には、目標管理制度(MBO)導入のブームが過ぎ、
むしろ目標管理を緩める、あるいはレーティングを行わないなどの
企業が増えてきています。
その状況では、仕組みを柔軟化する分、
マネージャーのコミュニケーションスキルが
より一層問われる世の中になってきました。
とりわけ、フィードバックスキルとコーチングスキルは、
部下の自律的成長のためには不可欠なスキルとなってきています。
そして、それらを組織文化のなかに溶け込ませることが重要と思います。
また時間があるときに書きます。
明日からシンガポールに出張、
日系製造業のシンガポール拠点でCross Cultural Communicationの
研修をファシリテートしてきます。