デンマーク・カオスパイロット

デンマーク・オーフスにあるデザインスクールKaospilotで、
4日間のワークショップに参加してきました。
2019年に第1回の認定があり、今回2回目でMaster Archerという認定を得ました。

世界中から集まったファシリテーターや教育関係者とともに、
「どうすれば、人が自ら学び、創造性を発揮できる空間をつくれるか?」を徹底的に探究しました。

そこで確認したは、教師や講師が「教える」という概念はなく、「学びを支援する」という思想。
参加者の主体性を引き出し、関係性を育み、安心と挑戦が共存する空間をどうデザインするか。
理論だけでなく、構造・流れ・問いかけ・場の温度まで、あらゆる角度から見直しました。

ファシリテーションとは、技術ではなく「空間を耕すこと」なのかもしれません。

今後、自分が担当する研修やプログラムの中にも、
この経験で得たエッセンスを更に取り入れていきます。
そして、共に学ぶ仲間であるファシリテーターの皆さんにも、
何らかの形で還元できたらと思っています。
近いうちに、気づきやヒントを共有するWebinarなども企画予定です。

学びの在り方を問い直すことは、未来の社会の在り方を問い直すことでもあります。
その一歩を、また静かに踏み出していきます。

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