ミスコンのグローバル化

先週はミス・ワールド日本代表選考会に参加してきました。
友人がこの大会の日本事務局でプロデューサーをしている関係で招待いただきました。

世界には三大ミスコンがあります。
①ミス・インターナショナル
②ミス・ユニバース
③ミス・ワールド

僕も最近知ったのですが、
大きく違うのは主催者(国)です。
①は日本、②はアメリカ、③はイギリスです。
したがって、審査基準はそれぞれの主催者の意向を
強く反映したものになります。

ある方が面白い例えをしていました。
スポーツに例えると、それぞれ「柔道」「野球(大リーグ)」
「サッカーWカップ」だそうです。
確かに歴史的にみて、「ミス・インターナショナル」では
日本人の優勝者がいますが、「ミス・ワールド」では
全く勝てないのです。
評価基準は、「目的のある美」だそうです。
外形的な要素に加え、プレゼン力、ディベート力等
(当然英語で)が見られます。
これらの能力が総合的に強く、
しかもアウェーの環境に強くなければ評価されません。

まさにビジネス・アスリートと一緒ではないですか。
世界で、アウェーで、トップ水準になるには、
最初から世界を土俵に活動していなければ難しいと思います。
「日本で成功してから、その体験をステップにして世界へ・・・」
という段取りではどの分野でも難しい。
そんなことを実感した一日でした。

なお、日本代表ファイナリストは、どの方も魅力的で
活き活きとしていました。成長の伸びしろを感じます。
小さくまとまらず、
どんどん外に出て世界の強豪と交わってほしいです。
そして、ミスコンで入賞とか、
それを最終ゴールにするのではなく、
その先に何があるか、「目的ある美」は何なのかを
追及し続けてほしいと思いました。

 

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